Talkful

司法試験・予備試験に一発合格したいけど、どの予備校を選べばいいかで悩んでいませんか?

この記事では、

  • 教材
  • 学習のしやすさ
  • サポート体制
  • 費用

といった観点から、あなたに最適な司法試験・予備試験講座を見つける方法を解説します。

多くの合格者を輩出してきた人気予備校の中から、自分にぴったりの講座を見つけて、最短ルートでの合格を掴み取りましょう。

このページにはプロモーションが含まれています

【目的別】司法試験・予備試験おすすめ予備校・通信講座

【教材のわかりやすさ編】司法試験・予備試験おすすめ講座

教材のわかりやすさを最重視するなら、アガルートが有力候補です。

条文→判例→論点→答案骨子へと理解を積み上げる流れを意識した構成で、抽象的な概念は図解やチェックポイントで段階的に整理されています。

短答知識を論文答案へ橋渡しする導線が明確で、学んだ内容が「書ける力」に接続しやすい点が強みです。初学者でも迷いにくい設計と言えます。

【オンライン学習編】司法試験・予備試験おすすめ講座

オンライン中心で学ぶなら、アガルートは使い勝手がかなり良いでしょう。

オンライン視聴、速度調整、途中再開のしやすさ、章単位で細かく区切られた講義で、通勤などのスキマ時間にフィットします。

検索性の高いカリキュラム設計により「必要な論点へ素早く戻る」運用がしやすく、復習効率を担保できます。

【費用の安さ編】司法試験・予備試験おすすめ講座

受講費を抑えたいなら、資格スクエアが筆頭候補です。

「合格フルパッケージ」が80万円以下で収まります。合格実績や指導力にも定評があり、コスパの面ではかなりおすすめできる講座です。

スタディングも司法試験合格コースが約14万円と非常に安く、費用面ではおすすめですが、網羅性などを考えると単体での合格は難しく、法科大学院等との併用が現実的です。

【サポート体制編】司法試験・予備試験おすすめ講座

手厚い伴走支援で選ぶなら、伊藤塾が有力です。

質問対応や答案添削、学習相談など学習プロセス全体を通してサポートが整い、合格までサポートしてくれます。

模試や演習後のフィードバックを重視する設計で、弱点補強の優先順位が明確になります。圧倒的な実績を誇っている点も安心材料でしょう。

【立地編】司法試験・予備試験おすすめ講座

通学の利便性で選ぶなら、LECが強みを持ちます。

全国主要都市に拠点があり、駅近の校舎が多く、通学講義・自習スペース・窓口相談へのアクセスがしやすいのが利点です。

通信と併用し、「平日は自宅で視聴、週末は校舎で集中」といったハイブリッド運用が取りやすい点も魅力です。生活動線に講義を乗せやすいと言えます。

司法試験・予備試験各講座比較一覧表

講座名

ストロングポイント

受講料

実績(2024年度)

サポート体制

特典・キャンペーン

通信/通学

アガルート

質問制度「KIKERUKUN」と毎月ホームルーム

予備試験最短合格カリキュラム フル:

1,298,000円

司法試験

インプットカリキュラム:

470,800円

アウトプットカリキュラム:

723,800円

合格占有率37.8%

バーチャル校舎で口頭相談可・オンライン質問制度やホームルームあり

予備試験「最短合格カリキュラム」合格で全額返金/司法試験合格者返金制度、各種割引あり。

通信

伊藤塾

大規模データに基づく学習設計と添削・答練の厚み

CBT化にも先行対応

合格プレミアムコース:

1,481,100円

予備試験ルート合格者の95.7%を輩出

質問制度、デジタル添削(返却基準明示)、成績表、マイページ運用など

創立30周年記念割引/CBT対応パック割引など多数。

通学+通信

資格スクエア

逆算カリキュラムと過去問特化NEO

合格フルパッケージ :

796,950円

短答攻略NEO :

217,800円

予備試験合格率24.5%

(全国平均の約7倍)

月1学習相談、合格者によるQ&A

説明会割引・クーポン等

通信

LEC

全国校舎の生講義と通信のハイブリッド

1年スマート合格コース+エッセンス:

729,300円(税込)

司法試験合格者5,365名(1993–2024年、入門講座出身者)

受験生サポート(成績連動施策等)、各種答練・模試

最大50%OFF等の割引クーポンや各種キャンペーンを随時実施。

通学+通信

スタディング

スマホ完結の学習導線とAI問題復習・AI添削

予備試験合格コース(総合):

148,000円

司法試験合格コース(総合):

139,800円

具体的数値は非公表

オンライン添削、AI問題復習

期間限定割引や更新版(再受講割)あり

通信

司法試験・予備試験の予備校おすすめ人気ランキング

1位:アガルート

アガルート司法試験・予備試験講座のポイント
  • 近年合格実績を伸ばしている講座(例:令和6年 合格者占有率37.8%)
  • 合格時の返金特典あり
  • 公式アプリで講義のダウンロード視聴に対応。
  • プロ講師が対応する質問制度「KIKERUKUN」やオンライン添削答練・バーチャル校舎での口頭相談など手厚いサポート

アガルートは、インプット→答案作法→重要問題→過去問→答練の段階設計で、論文を「書ける」ようになるまで一貫して引き上げるカリキュラムが特長です。

さらに、合格特典(対象講座で全額返金など)やアプリのオフライン再生で学習を継続しやすい導線が整っています。

初学者から経験者まで、目的別カリキュラムを選びやすいと言えるでしょう。

項目

詳細

価格(税込)

予備試験最短合格カリキュラム フル:998,800円

司法試験インプットカリキュラム:470,800円

司法試験アウトプットカリキュラム:723,800円

学習の手軽さ

公式アプリ AGAROOT Learningで講義のダウンロード視聴に対応

学習状況の引き継ぎやダークモード対応ありで利便性◎

合格実績(2024年度)

司法試験合格者占有率37.8%

(合格者602名/1,592名)

おすすめな人

  • オンライン学習に魅力を感じる方
  • 合格特典がモチベーションになる方

サポート体制

質問制度「KIKERUKUN」、バーチャル校舎での口頭相談、オンライン添削答練

公式アプリ・eラーニングシステム

AGAROOT Learning(公式)

合格時のお祝い

対象講座で全額返金

不合格時のフォロー

なし


2位:伊藤塾

伊藤塾の司法試験・予備試験講座のポイント
  • 圧倒的な公開実績(2024年度は予備試験ルート合格者の95.7%を輩出)
  • 答練・添削・相談まで網羅する支援
  • 講義はオンラインライブ+当日オンデマンド配信
  • 2026年の予備試験CBT化に合わせ、答練・模試をCBT対応で提供。

伊藤塾は、入門段階から答案作成・過去問攻略・添削指導までを一貫させています。講義はオンライン同時配信のほか当日中にオンデマンドで配信されます。

Zoomや電話での受講カウンセリングも用意され、個別の悩みを早期に解消しやすい点が魅力です。

多数の合格者データに裏づけられた教材と答練で、基礎から最終合格まで導線がつながる講座だと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

司法試験入門講座 合格プレミアムコース:1,481,100円

学習の手軽さ

マイページ経由で受講案内・視聴、学習支援システムでWeb演習が可能

合格実績(2024年度)

司法試験 予備試験ルート合格者の95.7%を輩出

おすすめな人

  • 実績を重視する方
  • 学習効率よりカリキュラムの網羅性を求める方

サポート体制

受講カウンセリング(Zoom/電話)、入門講座のサポート制度(マイページ通知・オンライン配信等)

公式アプリ・eラーニングシステム

マイページ上のWeb学習支援システム

合格時のお祝い

司法試験 合格祝賀会を開催

不合格時のフォロー

再受講割引制度(最大40%OFF)あり

伊藤塾の公式サイトはこちら

3位:資格スクエア

資格スクエアの司法試験・予備試験講座のポイント
  • 価格・指導内容からコストパフォーマンスの高さが光る
  • 2024年度受講生合格率24.5%(受験者全体3.6%の6.87倍)
  • 月1回の学習相談/質問の平均回答0.24日/最大275通の論文添削など、オンラインでもスムーズな学習が可能

資格スクエアは、効率重視の「逆算カリキュラム」と、短答演習アプリ・オンラインレジュメ・AI答案添削βといった最新機能が特色です。

価格は合格フルパッケージ796,950円(税込)を軸に、短答NEOや論文NEO、過去問NEOなど段階別の単品プランも用意しています。

月1の学習相談やワンクリック質問で疑問解消の導線が明快で、独学の弱点を補完しやすいと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

合格フルパッケージ:796,950円

短答攻略NEO:217,800円

論文攻略NEO:288,750円

学習の手軽さ

短答攻略クエスト(演習・講義視聴アプリ)

オンラインレジュメ

AI答案添削βでスキマ学習と即時フィードバックに対応

合格実績(2024年度)

受講生合格率24.5%(全体の6.87倍)

おすすめな人

  • アウトプット重視で短期合格を狙う方
  • モバイル中心で学ぶ社会人・学生の方

サポート体制

月1回の学習相談

ワンクリック質問(回答は講師または合格者)(平均回答0.24日)

論文添削(最大275通)

公式アプリ

アプリ:「司法試験/予備試験短答対策 短答攻略クエスト」

AI答案添削β

合格時のお祝い

なし

不合格時のフォロー

再受講割(最新講座50%OFF)あり


4位:LEC

LECの司法試験・予備試験講座のポイント
  • 通学×通信のハイブリッド運用で主要都市に校舎を構える
  • 長年の実績(1993〜2024年 入門講座出身合格者5,365名)
  • Web配信に加え、VODBOX+アプリで講義のダウンロード視聴・倍速再生にも対応
  • 1対1の受講相談(校舎・Zoom・電話)あり

LECは、通学の生講義と通信の併用に強みがあります。

通学・通信を選べ、配信はダウンロード視聴にも対応します。

加えて、個別の受講相談などの支援導線が整っており、長期戦になりがちな司法試験・予備試験でもペースを維持しやすいと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

1年スマート合格コース+エッセンス:729,300円

学習の手軽さ

Web配信+音声DLに対応

VODBOX+アプリで講義をダウンロードし、倍速再生

でスキマ学習が可能

合格実績

1993〜2024年『入門講座』出身の司法試験合格者 5,365名

(公式掲示)

おすすめな人

  • 通学拠点を活かしたい人
  • 通信と併用して計画的に学びたい人

サポート体制

1対1の受講相談(校舎・Zoom・電話)あり

公式アプリ

VODBOX+

合格時のお祝い

予備試験の受講料返還制度(最終合格で全額キャッシュバック、対象コースあり)

不合格時のフォロー

再受講割引(最大50%OFF)

LECの公式サイトはこちら

5位:スタディング

スタディングの司法試験・予備試験講座のポイント
  • 10万円台前半の圧倒的な低価格
  • 公式アプリでオフライン受講に対応し、
  • WEBテキスト検索やオンライン演習、AI実力スコアで弱点把握まで一体化

スタディングは、オンライン前提の学習導線に強みがあります。

動画講義・問題演習・WEBテキスト・AI実力スコアが一つの環境で回り、スマホアプリのダウンロード視聴で通勤時間も学習に変えやすい設計です。

さらに、論文コアメソッド+AI添削で答案作成までを段階的に支援します。

価格は明確で、更新版の再受講割がある点も長期学習と相性が良いと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

予備試験合格コース(総合):148,000円

司法試験合格コース(総合):139,800円

学習の手軽さ

スマホ完結

公式アプリでオフライン受講・WEBテキストの検索・オンライン問題演習が可能

合格実績

具体的な数値は非公表。

公式サイトに合格者の声(司法試験・予備試験)を多数掲載。

おすすめな人

  • スマホ中心で効率良く進めたい方
  • AI実力スコアで弱点を見える化しながらPDCAを速く回したい方
  • 法科大学院やテキスト中心の予備校の補助教材をお探しの方

サポート体制

学習Q&A(講師回答/チケット制)で質問可。必要に応じて

個別指導(論文添削)の有料コースも用意。

公式アプリ・eラーニングシステム

STUDYingアプリあり

AI実力スコア、WEBテキスト検索、学習レポート等対応

合格時のお祝い

合格お祝い金制度(最大20,000円分)(対象コース・条件あり)

不合格時のフォロー

更新版(再受講者割引)で次年度版を割安受講可


6位:BEXA

BEXAの司法試験・予備試験講座のポイント
  • 各講師が独自の講座を開講し、カスタムする特殊スタイルで弱点克服に効果的
  • マイページで講義視聴・過去問演習・質問可能
  • 視聴期限前のローカル保存の案内も示され、環境を選ばず復習しやすい

BEXAは、講師ごとの単科・パックを自由に組み合わせられる「プラットフォーム型」が特徴です。

マイページ上で動画視聴、過去問演習、コミュニティによる質問が完結し、初学者はオンライン相談(BEXAコンシェルジュ)で学習計画を整えやすい設計です。

価格帯は講座ごとに幅があり、必要部分だけを選んで受講を最適化しやすいと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

[予備試験・司法試験]【2年受講プラン】中村充『4S基礎講座』:268,000円

吉野勲 シン・王道シリーズ【第6期】予備・司法試験合格道場:328,000円

司法試験・予備試験これだけ!75:100,000円

学習の手軽さ

マイページで講義視聴・進捗管理・過去問演習・コミュニティ質問が可能

視聴期限前の講義のローカル保存を促す案内あり

合格実績

非公表

おすすめな人

  • ​弱点克服を目指す方
  • 自分の裁量で各分野の強弱をつけたい方

サポート体制

コミュニティ質問/質問アーカイブの公開

お問い合わせフォームの運用

オンライン個別相談(BEXAコンシェルジュ)

公式アプリ・eラーニングシステム

Webマイページあり

合格時のお祝い

BEXA合格祝賀会&就活セミナー(無料)を開催

不合格時のフォロー

リベンジ割クーポン等のキャンペーン、

他社受講割を実施(期日・条件あり)

BEXAの公式サイトはこちら

7位:辰巳法律研究所

辰巳法律研究所の司法試験・予備試験講座のポイント
  • 論文答練・公開模試で培った運営ノウハウ
  • Webスクール/受講者特典マイページでオンライン完結
  • 受講相談(電話・メール・来所)に対応

辰巳法律研究所は、基礎から固めたい人向けの「基礎集中講義」や、短答・論文を一括で底上げする「短答・論文基礎完成講座」など、目的別のラインナップが特徴です。

Webスクール+マイページで完結し、移動中は肢別アプリで短答演習を回すことができます。

長年の答案練習会・模試で培った試験分析力も魅力と言えるでしょう。

項目

詳細

価格(税込)

予備試験対策 夏から始めるスタンダード 通常クラス:594,300円

新・短答合格FILE準拠新・短答完璧講座:158,000円

学習の手軽さ

Webスクールで配信視聴、受講者特典マイページで特典・情報提供

短答対策アプリ「辰巳の肢別」あり

合格実績

具体的な数値は非公表

合格体験記・受講生の声(年度別)を多数公開

おすすめな人

  • 基礎〜答案演習まで体系的に学びたい初学者
  • 模試・答練で実戦力を高めたい人

サポート体制

受講相談(電話・メール・来所)実施

無料ガイダンス等のイベントも案内

公式アプリ・eラーニングシステム

短答対策「辰已の肢別」

Webスクール、マイページ対応

合格時のお祝い

合格大交流TeaPartyなど交流イベントを開催

不合格時のフォロー

なし

辰巳法律研究所の公式サイトはこちら

8位:加藤ゼミナール

加藤ゼミナールの司法試験・予備試験講座のポイント
  • 最新年度の公開実績は令和6年司法試験 合格者356名
  • オフライン再生アプリあり
  • 合格者担当の質問制度に加え、Zoom・電話・メール・LINEで受講相談を受付

加藤ゼミナールは、オンライン特化で「基礎260h→総まくり134h→基礎問題演習100h→過去問140h」までを一気通貫で提供し、オフライン再生や論文式CBTなど最新の学習基盤を備えています。

質問は合格者担当制度で対応され、事前の受講相談もZoom・電話・メールのほかLINEでも受け付けています。

初学者の土台づくりから学び直しまで、計画的に積み上げたい方に向くと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

予備試験合格パック 選択科目あり:598,000円

司法試験合格パック 選択科目あり:548,000円

学習の手軽さ

オフライン再生アプリで通信なし視聴に対応。

論文式CBTシステムでPC上の答案作成・保存も可能

合格実績(2024年度)

司法試験合格者356名

おすすめな人

  • 基礎~過去問までを一気通貫で進めたい初学者
  • 司法試験の範囲を学び直したい方

サポート体制

合格者担当の質問制度

受講相談(Zoom/電話/メール/LINE)

公式アプリ・eラーニングシステム

オフライン再生アプリ(2025年リリース)

論文式CBTシステム

合格時のお祝い

合格祝賀会開催

全額キャッシュバックキャンペーンの実施実績あり

不合格時のフォロー

再受講割引(例:総合パック系で最大40–50%などの案内)

視聴期限の有料延長対応

加藤ゼミナールの公式サイトはこちら

9位:スクール東京

スクール東京の司法試験・予備試験講座のポイント
  • 個別指導特化で無料の受験相談(60分)や、少人数ゼミ/1対1の個別指導あり
  • 論文は60分19,000円〜の回数制の料金体系
  • ​授業はライブ配信

スクール東京は、短答・論文とも1対1の個別指導を軸に、理解度に合わせた進行で弱点を詰められる校風です。

回数単位の料金体系となっているのが特徴です。

過去問・論文添削(1通5,500円)だけの利用も用意されており、ピンポイント強化にも向きます。

合格体験記や受講生の声も公開され、学び方のイメージを掴みやすいと言えます。

項目

詳細

価格(税込)

添削:5,500円/回

論文個別指導:19,000円/回

学習の手軽さ

ライブ(インターネットテレビ電話)で受講

答案はメール/FAXで提出

合格実績

具体的数値は非公表

おすすめな人

  • マンツーマンで弱点を詰めたい方
  • 必要科目だけを短期集中で強化したい方
  • 学習量を柔軟に調整したい方

サポート体制

無料の受験相談(60分)

過去問・論文添削(1通5,500円)や少人数ゼミ/個別指導

公式アプリ・eラーニングシステム

受講・添削はオンラインで可能だが、他校に比べるとシステム整備の遅れが気になる

合格時のお祝い

なし

不合格時のフォロー

回数制なので追加受講は可能

スクール東京の公式サイトはこちら


【後悔アリ】予備校・通信講座での成功/失敗談

ここでは、​実際の受講者の声から各講座をうまく活用して合格に辿り着くためのポイントをチェックしていきます。

アガルート|「答案の型」を血肉化できた人が強い

アガルートの総合講義テキスト、見開き1ページ30秒で要点が思い出せるくらいにしてた。
思い出すだけで論点が語れる。それが合格力。
テキストは道しるべじゃない。“地図そのもの”だった。

合格者の声|X(旧Twitter)

アガルートの場合は、「型をいかにして身につけるか」がカギとなるようです。

アガルート勢は答案の型あんまり綺麗じゃない人多い印象だな

X(旧Twitter)

カリキュラムを乗りこなせないと、型が身に付かず、答案の精度に差が出てしまいます。

アガルートはカリキュラムの随所に工夫が凝らされていますが、それに頼りきりにならず、積むべき努力はきちんと積みましょう。


伊藤塾|答練・模試の強度が“効く人”には刺さる

コスパでいうと司法試験合格までだけを考えると他の予備校でも良いように思う。

ただ、法律家を育て(ようとして)るのが伊藤塾。
そんな講義内容になってるんじゃない?

X(旧Twitter)

認定考査の模試3回目!
ギリギリ40点

伊藤塾さん、ふざけてる訳じゃないですよね…?
流石にここまで勉強してる受験生いないでしょ
だってこれ、弁護士さんでも難しい訴訟類型だって加藤新太郎先生仰ってるぞ…?

ほんとにこれが出ると思って出してるのか…?
一応覚えた方がいいってこと??

X(旧Twitter)

伊藤塾は、カリキュラムの質の高さ・難易度の高さが際立ちます。

試験合格後の活躍までイメージしながら意欲的に学べる一方で、網羅性の高さから模試や答練が本番以上の難易度になることもあるようです。

資格スクエア|逆算思考がハマるとの声

司法試験、マジヤバかったけど、この講座みたら、あっさり合格できそうじゃん!逆算思考とか、今まで知らなかった世界が見えてきたかも

X(旧Twitter)

資格スクエアでの成功パターンとしては、「逆算思考」により格段に合格に近づくというものが挙げられます。

資格スクエアの論証集は掲載内容を最小限度に絞ってくれてるのはありがたいんだけど、テキストでの言い回しと論証集での言い回しとが微妙に合ってない箇所があるところが悩ましい。

X(旧Twitter)

資格スクエアの論文講座は添削が微妙だったらしいけど今は改善されてるのかな?

X(旧Twitter)

一方、こちらは以前の投稿なので現在は改善されている可能性がありますが、論証の言い回しが気になる、論文添削が微妙との声があり、論文対策で十分に力をつけられるかがカギとなりそうです。


司法試験・予備試験をデータで解説

司法試験合格者の年収

弁護士の場合、年収は800〜1,000万円以上が見込めます。

司法試験合格後の進路は弁護士や検察官、裁判官など複数ありますが、厚生労働省「job tag」によると、弁護士の40〜44歳の区分の年収は約812万円となっています。

また、大手法律事務所では初任給が1,000万円を超えるとも言われており、資格取得後の就職先によって大きく変わってくると考えられます。

参考:job tag |厚生労働省

司法試験・予備試験の合格率

試験の合格率は、司法試験が40%前後、予備試験が3%前後です。

最新の令和6年度試験の合格率は、司法試験が42.1%(受験者数3,779人中合格者数1,592人)、予備試験が3.6%(短答式受験者数12,569人中最終合格者数449人)でした。

出典:令和6年司法試験の結果について令和6年司法試験予備試験の結果について|法務省

司法試験・予備試験合格までの勉強時間

​一般的に、司法試験合格までには3,000〜8,000時間以上の勉強時間が必要と言われています。

合格体験記や受験指導校のガイド、試験範囲の広さからの逆算として、予備試験1,500〜4,000時間+司法試験1,500〜4,000時間=合計3,000〜8,000時間超が目安となります。

学習に専念できる方は1.5〜2.5年×6〜10時間/日、働きながらなどの場合は2〜4年×平日2〜4時間+週末6〜8時間が典型パターンです。

司法試験・予備試験に受かるためのスケジュール

予備試験ルートでの司法試験合格スケジュールを解説します。

2年ルート

試験への専念が必須の、非常にタイトなスケジュールです。

時期

学習内容

目標・イベント

1年目(4月~12月)

【インプット・基礎アウトプット期】

  • 法律基本7科目のインプット(講座等)
  • 並行して短答過去問の演習

全科目の基礎知識を一周させる

短答過去問に触れ、出題形式に慣れる

2年目(1月~7月中旬)

【短答・論文 アウトプット強化期】

  • 短答過去問の反復演習
  • 論文過去問の演習(書き方の習得)
  • 法律実務基礎科目の対策

予備試験 短答式試験 受験

2年目(7月中旬~9月上旬)

【論文集中期】

  • (8月上旬 短答合格発表)
  • 論文過去問の徹底分析と答案作成
  • 答練、模試の活用

予備試験 論文式試験 受験

2年目(9月上旬~12月中旬)

【口述・司法試験対策 開始期】

  • 論文合格発表を待ちつつ、口述対策を開始
  • 並行して司法試験の過去問演習に着手

(12月中旬)論文合格発表

2年目(12月中旬~翌1月下旬)

【口述集中期】

  • 口述過去問の分析
  • 予備校の口述模試の受講

予備試験 口述試験 受験

2年目(翌2月~7月)

【司法試験 直前期】

  • (2月上旬 予備試験 最終合格発表)
  • 司法試験の過去問
  • 選択科目の最終仕上げ
  • 司法試験模試の受講

司法試験 受験


3年合格プラン(標準・着実型)

2年目に予備試験合格、3年目に司法試験合格を目指す、働きながらでも実現可能なプランです。

時期

学習内容

目標・イベント

1年目(4月~3月)

【インプット・基礎固め期】

  • 法律基本7科目の基礎講座をペースを守って受講
  • 各科目の復習と体系的な理解を深める

全科目の基礎知識の定着

2年目(4月~7月中旬)

【短答対策 集中期】

  • 短答過去問の反復演習
  • 論文の基礎的な書き方を学習

予備試験 短答式試験 受験

2年目(7月中旬~9月上旬)

【論文集中期】

  • (8月上旬 短答合格発表)
  • 論文過去問の徹底分析と答案作成
  • 法律実務基礎科目の対策

予備試験 論文式試験 受験

2年目(9月上旬~12月中旬)

【口述・司法試験対策 開始期】

  • 論文合格発表を待ちつつ、口述対策を開始
  • 並行して司法試験選択科目の学習に着手

(12月中旬)論文合格発表

2年目(12月中旬~翌1月下旬)

【口述集中期】

  • 口述過去問の分析
  • 予備校の口述模試の受講

予備試験 口述試験 受験

3年目(翌2月~7月)

【司法試験 対策期】

  • (2月上旬 予備試験 最終合格発表)
  • 司法試験の過去問(短答・論文)演習
  • 選択科目の論文対策
  • 司法試験模試の受講

司法試験 受験

司法試験・予備試験の試験概要

司法試験及び予備試験の試験概要は以下の通りです。

試験概要

司法試験

予備試験

試験日程(令和7年)

7/16(水)・17(木)・19(土)・20(日)

短答:7/20(日)

論文:9/6(土)・7(日)

口述:令和8年1/24(土)・25(日)

受験資格

法科大学院修了者、在学中の一定要件該当者

または予備試験合格者

なし

試験形式

短答式(択一)+論文式

短答式+論文式+口述

試験時間

短答は50〜75分/科目

論文は2〜3時間/科目

短答は1.0〜1.5時間×4

論文は約2〜2.5時間/科目

合格ライン

800点前後/1500点満点

(年によって変動)

​短答:160〜170点前後/270点満点

論文:230点〜250点前後/500点満点

(年によって変動)


口述は95%以上が合格しており、ほぼ通過できると考えられる

受験費用

28,000円(収入印紙)

17,500円(収入印紙)

出典:法務省「司法試験」「司法試験予備試験」各ページ

司法試験・予備試験に関するよくある質問

司法試験・予備試験は独学可能ですか?

司法試験・予備試験の合格は、独学ではほぼ不可能でしょう。理由は主に3点です。

①試験内容の難しさ

司法試験は法律を司る人々を選抜する試験です。法律の本質的な理解が求められ、人の教えを乞わず独学でその水準に達するのは無理があります。

②論文試験の存在

論文は、プロに添削してもらい型を身につけることなくして合格には近づくことができません。

③試験範囲の膨大さ

数年にもわたる試験対策を1人で乗り越えるのはかなり難しいでしょう。

予備校や通信講座の提供するカリキュラムをマイルストンにし、添削など講師からのアドバイスや仲間の存在を心の支えに試験を乗り越えましょう。

司法試験・予備試験がCBT化するって本当?

司法試験・予備試験は2026年(令和8年)からCBTに移行します。

そのため、ある程度タイピングや画面操作に慣れたり、時間配分を事前に考えておいたりすることがポイントとなります。

法務省は体験版システムとQ&Aを公開し、2026年2月にプレテスト実施する予定です。

参考:司法試験及び司法試験予備試験のデジタル化について|法務省


司法試験・予備試験おすすめ予備校・通信講座まとめ

合格までの最短距離は人それぞれです。

教材のわかりやすさ、オンラインの使いやすさ、費用を軸に、自分の学習環境に合う講座を選びましょう。

CBT化も見据え、短答の速度管理と論文の型練習を徹底的に行い、ぜひ合格を掴んでください。

司法試験・予備試験の予備校おすすめランキング|人気講座の安さ・合格率を比較 | Talkful | 記事一覧